一茶一菓

日本茶インストラクター&フードコーディネーターとして「食生活でこころとからだを元気にしたい」という思いから活動しています。

お茶の歴史講座 ~袋布向春園にて~

先日、お茶の歴史講座を受けにいってきました。

大阪の野江というところにある、「袋布向春園」へ。

講師は橋本素子先生。

日本中世史研究者です。

和服姿でお美しい~。

参加者は6名でした。

講座も和気あいあいとした雰囲気の中、

お茶やお菓子を頂きながらで、なんだか不思議。

中世の茶園は、田畑のあぜとかにも作られていたそうで、

昔の資料をもとに写真も見ながらのお話がありました。

一本でも植えれば茶園なんだって(笑)

そして、そういうところを利用して、

人に貸してお金を取るという商売まであったとか。

おもしろーい。

全国あちこちに、その名残の放置茶園もまだ見られるそうです。

京都のお寺境内の写真も見せて頂きました。

お寺いろいろいってるのに、茶園があるとか思ってないしー。

・・衝撃的です。

これからどこか行くときには、気をつけてみてみようと思います。

お茶菓子は、さくらの最中、黒糖最中、さくらのわらび餅などなど頂き、

お茶は、最初に、べにふうきの釜入り茶。

ちょうど風邪ひいてたから、抗酸化作用でよいなーとか思いつつ・・。

  

べにふうきの緑茶は飲んだことありますが、

釜炒り茶は初めてです。

ウーロン茶のような風味ですが、甘みがあって飲みやすい。

次に、静岡掛川の松葉の郷。

やはり飲みなれている静岡掛川お茶です。

それから、熊本の有機深蒸し茶

色はすごいですが、これも深蒸しだけに、甘みがあっておいしい。

最後に龍谷大学の雫という抹茶入り煎茶。

これだけのお茶を頂きながらの講座、しかも少人数で、

なんて贅沢なんでしょう!

講座終了後、友達と袋布向春園のカフェでティータイム。

5種(珈琲、ほうじ茶、玄米、紅茶、抹茶)のチーズケーキと季節のお茶のセットを注文しました。

ちょこっとづつ食べれるのがよいですね~。

とても素敵な一日でした!

また来月も講座参加しますっ、楽しみ~[emoji:v-238]

袋布向春園

http://tafutafu.com/

橋本素子先生ブログ

http://ameblo.jp/inamura134/