一茶一菓

日本茶インストラクター&フードコーディネーターとして「食生活でこころとからだを元気にしたい」という思いから活動しています。

10/2 宇治茶まつり その3

「茶壷口切の儀」の式典後、興聖寺山門前の茶筅塚で、 使い古した茶筅の供養法要が行なわれました。

遠くからだったので、詳細はわかりませんが、茶筅を水で清めた・・ように見えました。

ろうそくから、火をもらい、茶筅に火をつけました。

そして、右側の地面に掘られている穴に茶筅を奉納しました。

参拝者にも、それぞれに茶筅を渡して、同様に奉納しました。

読経と音楽で儀式は終了となりました。

茶まつりでは、裏千家による興聖寺(本席)、宇治神社(副席)での茶席のほか、源氏物語ミュージアムでも宇治市茶道連盟(森宗樹会長)が立礼席での協賛茶席を開設されていました。また、宇治公園ではお茶のみコンクール、竹細工・茶染め製品などの販売をはじめ、高級宇治茶セット(玉露・煎茶)や抹茶茶碗、オリジナルカレンダー、一煎パックなどの当たる抽選会も開催されていました。

私も、お茶のみコンクールには参加してきました。参加料200円!

今回から、使用した茶葉が入った、茶歌舞伎セット 1000円も販売されていました。

実は、夜に茶歌舞伎大会があり、それに出場するので、練習もかねての参加です^^;

今回は、簡易ということもあって、下記の茶種を使用。

花・・上玉露 100g 4000円

鳥・・並玉露 100g 2000円

風・・上煎茶 100g 3000円

月・・並煎茶 100g  700円

客・・玄米茶 100g  500円

通常は、5煎×5回戦するのですが、今回は5煎のみ。

最初に拝見盆に入った茶葉の香りを確かめて、味を想像します。

それから、一煎出されるごとに、どの種類のお茶かを回答していきます。

たとえば、飲んだお茶が、上玉露だなーと思ったら、花と答えるわけです。

一応、全問正解、宇治のペットボトルを1本頂きました!

その後、宇治ならではの茶うどんを食べ、平等院にいってから、

宇治茶道場「匠の館」へ行ってきました。

http://www.ujicha.or.jp/dojyo/

こちらには、日本茶インストラクター、日本茶アドバイザーの方がいらして、

お茶の入れ方の説明を聞きながら、自分で淹れると言うスタイルのカフェです。

玉露と生チョコのセットを注文。おいし~♪

もちろん、インストラクションも勉強になります!

やはり自分でお茶を淹れながらお茶の説明をするのと、

お茶の淹れ方を説明するのは全然違うのです。

・・おしゃべりに夢中で、写真はすっかり忘れていました^^;

早い夜ごはんを食べたあと、宇治市民会館へ。

こちらで茶歌舞伎大会です。

宇治市民の素人のみが参加できる大会で、18時~21時まで行なわれました。

団体戦個人戦があり、匠の館さんの「匠レディース」に呼ばれて、

団体戦に参加予定でしたが、人数が足りずに個人戦参加になりました。

ハードルあげられていたので、ちょっとホッ。

花・・上玉露 100g 4000円

鳥・・並玉露 100g 2000円

風・・上煎茶 100g 3000円

月・・並煎茶 100g  700円

客・・川柳   100g  500円

今回のは、昼間のと違って、5煎×4回戦します。

飲むほど、どんどん惑わされていくんですよね、これ。

熱湯で淹れるので、並煎茶や川柳が適温で、おいしく感じるんです。^^;

しかも一煎づつ回答していくので、最初に花と回答して、次のを飲んで、

こっちが花だったと思っても、もう変更はできないんですよね。

それがおもしろいところでもありますがw

匠レディースは、ずっと2位だったそうですが、今年はあえなく、順位落ち・・。

みなさん、ほんとすごいんですよ!

5点×4回戦=20点満点で、点数発表はなかったですが、たぶん一位の方は、18点あったかと。

ちなみに私は11点。60人くらいいて、22位でした。1点差が大きいですね。

また機会があれば、がんばろうと思います!

ぜひみなさまもいろんなお茶のイベントに参加してみてくださいね。