一茶一菓

日本茶インストラクター&フードコーディネーターとして「食生活でこころとからだを元気にしたい」という思いから活動しています。

東日本大震災支援京都チャリティ茶会

2011年3月11日14時46分。

東日本大震災で、津波原発による大きな被害を受けました。

あれから一年。

あの日を、あの出来事を忘れないために、

そして、何か私たちにもできることを・・ということで、

京都でのチャリティ茶会に参加させていただきました。

場所:宇治茶道場匠の館別館

第1席10時00分~ 

第2席11時30分~

第3席13時00分~ 

第4席14時30分~

今朝の日の出。

尊い命を優しく包み込み込むような、美しい朝日でした。

これからの平穏と犠牲になった方々の冥福と、早い復興を祈って手を合わせました。

宇治川

朝日がきらきらと川面に反射していました。

宇治川からの朝日。

澄んだ空が、今日一日を見守ってくれているようでした。

<内容>

①大震災で犠牲になられた方への献茶と黙とう

イラストは、イラストレーター奥村茂さんの「三春」

東北地方は春になると、梅、桃、桜が一斉に咲きます。

この三つの花が一斉に咲くように、福島、宮城、岩手の三県の復興がそろってほしいという願いを込めて、

今回のテーマともなっています。

献茶用の器はSpringshow代表 陶板画作家 河原尚子さんの作品。

こちらも梅、桜、桃が金彩で描かれています。

日本茶ベースのハ—ブティー呈茶 

煎茶は、入れてすぐ出していたので、写真はとれず・・^^;

和束の在来種に、有機ローズピンク、有機マリーゴールド、有機ヒース、有機エルダーフラワーブレンドし、

カップに有機ローズパッズピンク(花びら)を浮かべました。

緑茶もハーブもどちらも生かした風味で、春をイメージしたお茶です。

Nexteaクリエイティブティーセラピスト井上典子さんの「三春」

そしてお菓子は、俵屋吉富さんの創作菓子「三春」

この茶会の為だけに作っていただいています。

③伊達浩憲氏(龍谷大学経済学部教授)による被災地陸前高田の現状報告

岩手県陸前高田市の現状報告。

町や、漁港や気仙茶の取り組み、震災孤児や震災遺児などのお話がありました。

玉露の淹れ方ミニ講座(日本茶インストラクターによる)

玉露は、宇治田原の西川栄彦さんの茶園で手摘みされたごこう品種。

お菓子は同じく、俵屋吉富さんの創作菓子「三春」

この茶会の為だけに作っていただいています。

⑤宮西てるえ氏(ジャズフルートプレイヤー)の演奏

4席とも違う曲を演奏されていました。

「花の街」、「over the rainbow」、「はなみずき」、「時代」・・といったジャンルも幅広くて、

本当に美しい音色でした。

・・準備しながらだったので、ちょこちょこしか聞けていませんが^^;

合間を見て撮っていたので、いろいろなものが映っていますが、気にしないでくださいね~。

どうなることかと思ったけど、4席を無事終えることができました~。

こんな素晴らしい茶会のお手伝いができたこと、私もよかったと思います。