一茶一菓

日本茶インストラクター&フードコーディネーターとして「食生活でこころとからだを元気にしたい」という思いから活動しています。

急須によってお茶の味は変わります


小田原で購入した、寄木細工の急須。


急須によって、お茶の味は変わります。
一番向いているのは、陶器で、特に萬古急須や常滑焼がおいしく感じます。
陶磁器だと渋みが強く出ます。

興味のある方はこちらもどうぞ。
三重県工業研究所 釜業研究室 稲垣順一氏)
以前この方の講座を受けて、実際にいろいろと検証したことがありますが、
本当に違います。
講座を受けて、なるほどなーと納得しました。


ずっと無意識だったのですが、
陶磁器だとおいしく感じなかったので、私は使わないです。
以前かわいいからと購入した急須も、
コーティングされているからか、全然おいしくなくて使っていません。
結局ずっと愛用しているのは、常滑急須なんですね。


では、木だとどうなのか?
見た目のかわいさで買ってしまいましたが、
木の香りがどう影響するのかも気になったのもありました。

次の日、さっそく検証しました。



・・・結論。
まずい。渋い。


木のえぐみというか、まんまお茶に影響されました。
あまりに飲めなくて、常滑急須で淹れなおして、口直ししたほど。



もしかしたら、お茶がしばらくなじんだら、
もう少しましにならないかなと思っているんですが。
2回目が怖くてまだしておりません。

またわかりましたら、ご報告したいと思います。
これでダメだったら・・これこそコーティングしたら使えるのかなぁ?
せっかくおしゃれな急須、なんとかおいしく淹れられるものになってほしいですね。