一茶一菓

日本茶インストラクター&フードコーディネーターとして「食生活でこころとからだを元気にしたい」という思いから活動しています。

袋布向春園本店お茶の歴史講座 「中世の製茶について」

今日は、ひとまず最後となる袋布向春園本店の歴史講座にいってきました。

ウェルカムティーは、マローティー。

ワイングラスに入って、色がきれいな紫色なので、

なんだかカクテルパーティーみたいな・・。

そのままでもおいしかったけど、レモンをいれるとさっぱり。

そして、色も鮮やかな赤紫に変わり、色と味の変化がおしゃれです。

資料や写真を見ながら、中世の製茶についてみていくのですが、

ほんとおもしろい。

5番茶までとっていたという記録があったり、

茶を焙じるために炭や紙を買ったという記録があったり、

調精したいというから炭を差し上げたという記録があったり。

茶葉をもらったから、茶臼でひいてほしいというお願いごとや、

足利義教固形茶を好んでいたという記録も・・。

当時の生活の様子を垣間見るのは、興味深いですね!

資料が少ないらしいのですが、

お茶とあわせて、どういう食事をしていたのかも気になりますね。

お菓子も食べてたのかなぁ?

講座のあとはお待ちかね。

お茶の飲み比べです。

(すべて2煎づつ飲みました~っ)

メインデザートは、京都鳴海餅本店のおはぎのケーキ。

予約しないと買えないのだそう。

見た目もおしゃれ~!

おはぎなので、中はもちろんお米です。

想像つかないですよねぇ・・。

お茶は、

まず宇治ひかり(玉露)。水色はちょっとにごった感じ・・。

旨みがぎゅっと詰まって濃厚でした。

そして、かねまたさんの弥吉という煎茶。

これは飲みやすくて、結構好みでした。

続いて、同じくかねまたさんの西川ごこう。

和束で買ったごこうとまた違いますねぇ~。

ちなみに、100g 4000円だそう!

これも好みでした♪

続いて、ごこうの玉露。これも水色はちょっとにごった感じ。

少しあっさりしていました。

続いて、宇治みどりの玉露。こちらは玉露のわりに渋みがあって、

玉露の中では一番好きだったw

そして、ともうるまさんが持ってきてくださった、表参道の茶茶の間さんのさくらかほり。煎茶なのに、桜餅のような風味がほんのり。

やさしくてまろやか~。女性に受けそうな味ですね!

わらび餅もおいしかったです!

(写真忘れた・・)

最後に、本日これなかったAさんからの差し入れで、

福寿園さんのかなやみどり15gとやぶきた5gのオリジナルブレンド煎茶「サヨナラサマ」。

超しぶ~いっ!

びっくりするほど強烈。

もうひとつ、鈴の形をした干菓子も差し入れであって、

これに合わせてだったのでしょう。

一緒に食べればよかった・・^^;

あとに食べて少し緩和(笑)

みなさんの、このお茶についての感想が、

あまりに素敵で、つい詩を書いちゃいました~。

この次の記事でアップします。

結局飲みきれなかったので、

お土産に、八女のあさつゆと滋賀のつゆひかりをいただきました!

また明日にゆっくりいただこうっと。

あ、今気づいたけど、さみどり飲み損ねた・・。