一茶一菓

日本茶インストラクター&フードコーディネーターとして「食生活でこころとからだを元気にしたい」という思いから活動しています。

5/14覆い下茶園で茶摘み体験 その1

先日、京都・宇治市小倉にある「丸利吉田銘茶園」様の茶園での茶摘み体験講座があり、

お邪魔させて頂きました。とてもいいお天気に恵まれました。

近鉄小倉駅から歩いていると・・

茶箱を作っている会社がありました。

今では茶箱も珍しくなってしまいましたね。

さらに歩いて行くと、巨倉神社というところがあります。

狛犬の下にも製茶の文字がっ!

 

拝殿はとても変わった形だなぁーと思いました。

奈良様式が入っているからだとか。

この拝殿を右に行くと・・。

フェンス向こう側に、玉露発祥之碑という碑があります。

本当にひっそりとあるので、言われないと気づかないですね^^;

 

そして、丸利吉田銘茶園様の茶園に到着~。

藁(わら)で茶葉の全体を覆い10日

そして その上に 更に藁を広げて10日、計20日程かかります。

この日でまだ7日目とのことでした。

中に入ると、こんな感じです。

日光を遮ることで、うま味がぎゅっと詰まったお茶ができるわけですね~。

この横にかかっているものを葦簀(よしず/葦(あし)を編んで作るすだれ)といいます。

葦(あし)は、「アシ」という音が、「悪し」に繋がることから「ヨシ」ともいいます。

この茶園の上に乗って、藁を乗せていきます。すべて手作業!

このように手間暇かけて、玉露碾茶作られます。

ちょうどこの藁の隙間から、日の光が差し込み、

新芽が青々としていて、キラキラと輝いていました。