一茶一菓

日本茶インストラクター&フードコーディネーターとして「食生活でこころとからだを元気にしたい」という思いから活動しています。

5/15 御所内 旧九条家遺構 拾翠亭

 

京都御所の南側にある、旧九条家の遺構である「拾翠亭」。

約200年前ほどの江戸後期に立てられたもので、九条家の別邸として使用され、

主に茶会や歌会などの社交の場として利用されていました。

現存する貴族の茶室としては、数少ないひとつで、貴重なものだとか。

拝観は、3/1~12/27までの毎週金曜日と土曜日、

そして、葵祭り、時代祭り、春・秋御所一般公開日のみ。

100円で見れるっていうのがまたすごいw

 

お庭では、マガモさんも、優雅にひとやすみ。

 

これは、池のそばにある、四阿(あずまや)。

 

拾翠亭の外観。

この日は葵祭りということもあって、ものすごい人でした^^;

控えの間。

広間からの眺め。

向こうに見えるのが、九条池と高倉橋。

 

小間。

 

二階座敷。

ここからの眺めはまた格別。

さるすべりが咲く頃がまたよいそうです。

 

丁子七宝と障子。

この障子の貼り方は、紙の継ぎ目を縦桟の間隔を二分の一ずつずらした石垣貼りというもので、

高度な技術が必要なもの。

ちなみにこちらは、以前に撮ったものですが、橋から見た拾翠亭。

直接庭でつながっていないので、外周をぐるっと回らないと行けませんが^^;

また来月来るので、そのときゆっくり見ようっと^^