一茶一菓

日本茶インストラクター&フードコーディネーターとして「食生活でこころとからだを元気にしたい」という思いから活動しています。

スリランカ④ジェイムステーラーゆかりの地1

ジェイムスーテーラーは、セイロンティーの父とも呼ばれています。
スコットランド人で、17歳にスリランカの地にやってきました。
キャンディの南東ルーラ・コンデラというコーヒー園の一角に、茶を栽培して紅茶を作ったのがはじまりです。
もともとスリランカはコーヒー園が盛んでしたが、1860年代にさび病菌にかかり、コーヒー園は衰退していきます。その代りに紅茶が広く作られるようになりました。

まずは、全員でお墓参りをしました。
このお墓は、市役所の人が管理されています。
30年くらい前までは親戚もお墓参りに来たそうですが、最近は来ていないとか。
上は大理石、下はライムストーンで作られています。
そして、周りにはお茶の木が植えられていました。
まだ苗木ですね。

 

それから、ルーラコンデラへ向かいます。
ジェイムステーラーが過ごしたバンガローなどがあります。
大型バスでは行けないので、途中小さいバスに乗り換えました。
子供たちが、手を振って見送ってくれました。
本当にあちこちで手を振ってくれてかわいかったです。

乗り換えてから20分くらいいったところで、いったん車を止めました。

見晴らしの良い場所に、ジェイムステーラーの像があります。

ちょうどそこを、ルーラコンデラエステートのトラックが通り過ぎていきました。
摘み取ったばかりの生葉を工場へ運ぶところです。

 

案内人のルアンさんは、かっこつけて電話中(笑)
山には、お猿さんが列をなして歩いていました。

せっかくなので記念撮影~。