籠島園さんの品種茶たち
京都・和束の籠島園さんから、品種茶を分けてもらいました!
お米に「こしひかり」「あきたこまち」などあるように、
お茶にも品種があります。左が「めいりょく」右が「さえみどり」です。
品種が同じでも、やはり育ち地域・環境(天候・土壌・肥料など)によっても、
味は変わってきます。
これは同じ茶園で育ち、どれもほぼ同じ栽培、製造なので、
品種による違いがはっきりとわかり、比較しやすいです。
私もまだ、「めいりょく」と「さえみどり」しか飲んでいませんが。
「めいりょく」を熱湯でいれても、全然渋みがなく、爽やかで飲みやすかったです。
「さえみどり」もさっぱりしてガブガブ飲めました。
★栄養素の溶けだし方は温度によって変わります。
アミノ酸(旨味)は、高温でも低温でも大きな差はありません。
カテキン(渋み)、カフェイン(苦み)は、高温でよく溶けだします。
なので、温度を調節することによって、同じお茶でも風味がだいぶ変わります。
鹿児島の「さえみどり」は、蒸しが強くて、火入れも強く、
旨味と香ばしさがあります。色ももっと冴えた緑色です。
同じ品種でもこのように全然違うんですね。
だから、一度飲んで苦手だったからもういいや~と思わずに、
いろいろ試していただけると嬉しいですね。