5/22 お茶の歴史講座★和束茶園・工場弾丸ツアー①
5/22(土)は、袋布向春園本店お茶の歴史講座の、
和束茶園・工場ツアーに参加してきました!
なんと10名限定の特別企画!
イベント主催の袋布向春園本店のたふちんさん、歴史講座の先生もちやさん、
そして今回静岡より、茶業界ではかの有名な、かなざわゆうさんもご参加!
そして、歴史講座でも何度かご一緒した方と、今回初参加の方含めて。
木津駅で合流したものの、電車の遅れでゆうさんが加茂駅にてすこし遅れて合流。
本当にもう、いろんな方からお噂だけは聞いていたし、インストラクター協会から送られてきた会報にも記事を書かれていたので、この方かぁ~と感動
ご案内は、NPO法人和束ティー・フレンズ理事長・和束茶観光大使・日本茶インストラクター・宇治茶カフェ委員・・という肩書きをもたれている立石さん。
車2台で和束へ。
山道くねくね・・すっかり酔い止め忘れていたので、頂いて対策・・。
ちょっとやばかったです^^;
その節はありがとうございました!
まずは松井製茶工場(てん茶工場)へ。
工場は動かされていなかったのですが、とても熱心に詳しく説明していただきました。
どういうように茶が流れて、温度管理して、製造されているか、その一瞬の判断が難しいようで、その日その時の葉を見て判断されるとか。
私も何年か前に一度、宇治のてん茶工場を見たことがありますが、風力で乾燥させるのはてん茶ならでは。
これを見るのが久しぶりだったし、当初はよく理解できていなかったので、改めて見れてよかった!
しかもてん茶炉なんて、温度が逃げないように工夫もされていてびっくり。
確かにこういう風にしている工場はみたことなかった!
(普通はこういうのも独自の方法なので教えられないものだし、見せてくれないもの。なので詳しくは控えます)
抹茶は新茶よりも、3,4年寝かせるほうが、味が落ち着いてよいみたいですね。
どうやって寝かせているのか(密封しなかったら酸化しないのかなーとか・・)、もっと詳しく聞きたかったのですが、時間オーバー・・。
そして、聞いている間、とにかく室内温度が高くて、頭がボーッ・・。
工場作動中はもっとあがるので、すごいなと思いました・・。
時間のない中、茶園にお邪魔させていただきありがとうございました!
ひたすら広がる茶園・・。
葉もとてもきれいです。
茶摘も予定だったのですが、できず、茶園だけでもせめて・・ということで見せて頂きました。
わーい、茶園だーっ、うれしーい。
やぶきたと在来種とが入口近くにあり、
葉の色や厚みが若干違いました。
続いて、車で、鷲峰山金胎寺へ。
途中も、あちこち茶園。美しい~!
後醍醐天皇ゆかりのお寺だそう。
お寺は、普段は閉まっているそうですが、今日のために開けてくださったそう。
途中車で上がれなくて、坂道を徒歩で・・。
かなりきつい。
門前には茶の木がありました。
なぜか線路も! どうも手作りだそうで、子供のために作ったんだとか。
いいですね、手作り!
雰囲気もとっても素敵なところでした。
茶を使ったお弁当を、外で頂きました。
眺めも最高っ!
・・ただ虫がよってくるので、困ったけど(笑)
お弁当はほんと工夫されて、ご飯には茶殻、サーモンには茶のソースを使っていたり、エビフライにまで中に茶が!
和束のお茶を頂きながら、完食です。
手動の唐箕がありました。どう動くのか興味津々。
そして、本堂で、今度は和束のお茶の飲み比べ~。
ここで、2人合流して、女性は茶娘に変身
かわいーっ。
まずは松井製茶さんの品種茶おくみどりのお抹茶です。
インストラクションを受けながら、自分で点てます。
抹茶のインストラクション初めてー、うれしい!
濃厚ながらも、さわやかさが残り、なんとも不思議な風味。
続いて、杉本ゆうじさんのやぶきたのお茶、今年の出品茶、ごこうのお茶、松石さんのほうじ茶(京番茶っぽい)と頂きました。
私のお気に入りはごこうw
そして茶葉を比較しながら茶談義。
もう話はつきません。
最後にご本尊を拝ませていただいて、
名残惜しくも後にしました・・。
あー、もっとゆっくりしたかった!