あれこれ製茶しよう【玉露、白茶編】
前に、手作りの白茶を頂く機会がありました。
それが見た目は透明なのに、ほんのり甘くておいしかったので、
作り方を教えていただきました。(もちろんアバウトに)
それを参考にして、私も白茶を作りましたので、ご参考いただければと思います。
生葉 200g
これを仕分けします。
左から、新芽、中、大
茎 13g
4つに仕分けしました。
新芽 12g
中 59g
大 108g
このうち、大と茎は合わせて玉露にしました。
作り方は煎茶と同じです。こちらをご覧ください。
玉露との違いは、栽培時に畑に20日ほど覆いをするのが玉露、していないのが煎茶というだけで、後の工程は同じになります。
太陽の光を浴びると、アミノ酸(うまみ)がカテキン(渋み)に変化するので、覆いをすることでこの変化を抑えることでうまみの強いお茶になります。
(出来上がりの参考)
大+茎=121g
これを1分半蒸します。揉んで炒って・・を繰り返すこと1時間45分。
最終26gとなりました。生葉の約21%ですね。
もちろん美味しく飲めました。
さて、本題の白茶です。
白茶の工程は、萎凋→乾燥→(火入れ) だけなんです。
新芽と中を、それぞれざるに乗せて日陰でそのまま置いておきます。
月光浴をさせたくて、夜の間は外に出していました。
1日後(24時間後) まだ青いです。
2日後(48時間後) だいぶしんなりしてきました。
3日後(72時間後)青みが大分抜けました。
ムラがあるのは、つきっきりでひっくり返したりとかできないので仕方ないですね・・。
中 15g
白茶は調べると炒る場合と炒らない場合があるそうです。
これは好みになるので、私は中を炒って、新芽は炒らないで作ることにしました。
フライパンで5分炒ると青々しさが抜けます。
最終12gとなりました。
中国茶器いっぱい(1g) 100cc 熱湯 3分で抽出しました。
やはり炒ると、黄色っぽくなりますね。
これはこれで美味しくできました。
新芽は最終3g。生葉の1/4ですね。
これはそのまま缶に入れて、においが移らないようにさらにビニール袋に入れて冷凍庫保存。中国茶会で開封して飲みました。
火入れするのとしないのとで、やはり色は変わりますね。
もとめていた白茶は、透明なものだったので、理想通りにできました。
ほんのり甘くて優しい味でした。
お茶会の様子はこちら